バージョンアップ嫌い?

Win10Windows 10 への自動アップグレードは、未だあちこちで騒ぎとなっているようです。でも、実はスマホやタブレットって普段は気づきませんが、毎日のようにおびただしい数のアプリが自動でアップデートされています。
作り手の立場で言うと、ソフトウェアの開発って当初想定していなかった使われ方をしたり、最新のハードウェア速度に対応できなかったり、セキュリティ・ホールが見つかったり等々、長年使っていくと必ず修正が必要となってきます。また、競合するソフトとの対抗するため、新機能を追加するために大きく手を加えることも珍しくありません。
一方で使う身からすると、これまで蓄積したデータが使えなくなったり、他のプログラムが動作しなくなったり、周辺機器を含めたハードウェアが使えなくなっては元も子もありません。私の自宅PCは、幾つか動作しなくなったデータやハードがあり、Windows 10 アップグレードは戻してしまいました。
業務用の機器では、安定性やセキュリティの観点から「できるだけ行う」ことが望ましいとされます。
それに耐えられないような古いハードは買い替えの検討も必要になるかもしれません。もっとやっかいなのが、プログラムやデータ整合性の確認が必要な場合です。SalesforceならSandBox、WordpressなどのWeb環境ならXAMPPなどを使って検証することとなります。それらの環境構築やテストの計画などは、専門的になるので自信が無い方はプロに相談されるのが良いと思います。
とか言うと、「やっぱりメンドーなので、バージョンアップって嫌い?」と言われるかもですね。でも、むかし携帯からスマホに替えた時ってチョット夢が膨らみませんでしたか?
パソコンで一通りの事ができるようになった今、多少の投資をかけても少し長い目でみて業務の改革に挑戦してみませんか?
・ 瞬時に立ちあがるスマホ等の活用促進
・ サーバーに置いているファイルの見直し
・ Homepage Builderで作るWebサイトの見直し
・ 入れたけど使っていないSalesforce
・ Excelに頼っている各種資料の見直し
どんな課題も幾分の費用は絡みますが、こうした機会に「いつ頃までに何を」というアイデアだけでも練っておきましょう!