送信先を区分けする

「NPO法人・なごやか楽団」のSalesforceには、連絡先から300人程の取引先責任者データが登録できました。
さて、「次はメルマガの本文を…」と考え始めた時、300人全員に送りたいものもあれば、お手伝い頂けそうな方だけに送りたいメールもあることに気づきました。また、当初の目的の一つである「会費収入を出来れば倍増したい」という観点では、「会員募集」や「会費納入のお願い」などのメールを、対象を絞って出すこともこの先ありそうです。

こうした時のために、Salesforceでは「ビュー」を使った一斉メール配信という機能があります。また、その前提となる区分(カスタム項目)を設定することも出来ます。以下に逆順で手順を説明します。
Salesforceでは、当初から提供されている姓、名などの項目の他に、項目を後から追加削除することが可能です。これをカスタム項目と呼びます。カスタム項目の作成画面への進み方は、以下の通りです。
・画面上段の自分の名前の隣にある「設定」をクリック
・左メニューの下「ビルド」から、「カスタマイズ」をクリック
・続いて「取引先責任者」「項目」をクリック
・右側画面のやや下にある「取引先責任者カスタム項目&リレーション」から「新規」をクリック
ここからは、色々な選択肢から自分で作っていけば良いのですが、今回は「会員」「ボランティア」「その他」の3種類の値を持つ「区分」という項目を作ります。
・データ型は「選択リスト」を選び、「次へ」をクリック
・ステップ2の詳細項目画面では、下図のように入力して「次へ」をクリック

・次に出た画面も「次へ」をクリックし、「保存」ボタンが出たらクリック
少し以前のバージョンなので、画面の構成などが若干異なりますが、以下の動画も参考になると思われます。
カスタム項目を作成するには
以上で、項目の追加作業は完了です。
最初に登録した「取引先責任者」の誰かを表示して項目が追加されていることや、「編集」ボタンを押すと、「会員」などの値を入力できることも確認します。
今回も長くなってしまったので、「ビュー」については次回にご説明します。