マルチ・トラック・レコーダーでの多重録音

ピンポン録音では、ステレオではなく「右か左」のモノラルの集まりで、思い切って4チャンネルのテープレコーダーと6チャンネルのミキサーを購入します。するとオープン・テープの特性を活かして「ディレイ」もどきの効果も得られることがわかってきて録音の品質は大きく向上して喜んでいました。

そして時代は進み1979年に我らがBOSSから安価ながら自分で独自のリズムが作れるリズムマシンDR-55が発売されます。たった数パターンのリズムをロータリースイッチを手動で切り替えるという単純な製品でしたが、それまでのダンボール箱を叩いたりおもちゃのタンバリンを叩く音ではなく、バスドラムやシンバルらしき音が規則的に出せる製品で、発売即に手に入れ録音に取り込みました。そうして録音したのが下記となります。

やがて、4チャンネルでは満足できずレコーダーは8チャンネルに、リズムマシンも手動ではなく自動でリズムパターンを切り替えられるTR-606に替わるなどして録音環境は良くなってきましたが、子どもができたことや転職したことなどもあり、暫くは自宅録音からは遠ざかることとなります。そんな中、この時期に録音した一曲が下記となります。