1924年に創設された関西ハーモニカバンド（K.G.H.B.）を母体に持つ「関西学院大学ハーモニカ・ソサイアティ」は、ハーモニカを中心とした団体です。私が入部した当時は同好会でしたが、現在は文化総部に属する「ハーモニカ・ソサイアティ」として、今日まで後輩たちが綿々と活動を続けてきています。
私が入学した1969年は東大紛争があって、唯一東京大学が入試を行わなかった年。入学した関西学院でも学生運動が盛んで、入学式もなく夏まで学生に占拠された学校にも行けない状態でした。ようやく通学できるようになり、軽音やブラスバンドなど音楽系のクラブを見学していた中、怪しげなプレハブ部室前でハーモニカを吹く先輩達に強力な勧誘を受け「まぁ、ギター以外の楽器も良いかも」と入部を決めました。
学校では練習場所が確保できないとのことで、近くの幼稚園（だったと思う）の練習に参加してビックリ！大勢の先輩方が色々な楽器を演奏するオーケストラ編成で、ハーモニカはその中の弦楽器群の一つでした。そして高校時代では無かった、演奏会に向けての強化合宿や、大きな会場でのコンサートなど貴重な体験を積むことができました。
その後も現在まで、OBとして冊子の編集や、合同演奏の企画や合奏に参加するなどの活動を続けています。
入部当時の部室とコンサートの風景。
看板は手作り感が満載！
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