次の一手

itte年に1回、内閣府のNPOホームページから約2,000程ある愛知県下のNPO追っかけをしています。全体や県別・分野別の統計は別途に出ているのですが、私の興味は個々の団体の動き。新たに出来た・認定されたNPOは何処か、解散した団体は等々です。
ところが、簡単そうに見えて案外大変で、団体名称の変更や内閣府のURL変更など様々な事象があって何処から整理するかを探すのに結構手間取ります。整理の結果、8月現在で昨年から新規に設立された団体は97団体、解散した団体は58団体で、約40団体の増加で、全国の増減傾向と同じく「今年も微増」となりました。ただ、この数字を出すのに今年も四苦八苦。2000団体の数十を超える項目を比較・整理するのは簡単にはいきません。
こういう時に役に立つのが「次の一手」という考え方。囲碁や将棋ではクイズになり「答えは一つ」だけですが、そこに至るまで「ああすれば、こうなる..」と頭のなかで考えを張り巡らします。中には実際に駒を並べて回答を探す人もいます。
そうした「やり口」は、事務仕事やITシステム、営業活動などでも応用が可能です。「どこから手をつけたら」と悩んでばかりいても進みません。また、頭でっかちにひたすら突き進めるだけは、本当に課題が前に進むかどうか判りません。中には、実際にやってみないと判らないこともあります。その際は課題を細分化し、小さく試せる場合はその結果を見てから全体に適用します。ダメそうな場合には諦める決断も大事です。
私のやり方の原点は、10年程前に流行ったGTD(Getting Things Done)という考え方です。自分なりに消化できれば、日々のストレスも相当減って前向き思考に割ける時間も増えると考えています。興味をお持ちの方は、「GTD」というキーワードで検索すれば、様々な情報があふれています。また、書籍ですと、提唱者でもあるデビット・アレンの下記著書が参考になると思われます。

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
デビッド アレン
二見書房
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