ペルソナを作ってみよう

久々の投稿です。
今回のテーマ「ペルソナ」って様々な意味がありますが、ここで取り上げるのは「ペルソナマーケティング」です。マーケティング用語や手法は難解なものが多いのですが、ペルソナはかなり判りやすく「自社の商品やサービスを使ってくれるであろうモデルユーザー(ペルソナ)を作り出し、そのユーザーのニーズを満たすよう作り込む」という手法です。
ペルソナ像例えば、「一宮市在住の37才・主婦、子供なし、毎日新聞購読、ガーデニングと一人旅が好きだが後者は最近犬を飼いはじめたので行けていない」とかモデルユーザーを作って、その人にターゲットを絞って商品開発や広報などを展開していきます。「こんなに対象を限定したら…」と思われる方も居られるかと思いますが、今日ではこれを正しく適用することで目覚ましい業績を上げた例は枚挙にいとまがありません。一度、「ペルソナマーケティング」でWebを検索してみて下さい。
では何故、このブログでペルソナを取り上げたのでしょうか?
社会課題の解決に挑んでいる団体方々と接していると、熱意を持って活動されていることは良く判るけれど、その団体の事業が私自身の生活や住んでいる社会にとってどれだけ大事なのか?という観点がよく分からないケースが少なくありません。さらに団体のWebサイトや関連資料を見ても理解できないことすらしばしば経験しています。そのような団体でもこれまで通りの活動を続けるだけであれば良いのですが、新規に受益者や寄付者を募ろうとした際には今一歩の工夫が必要となります。
こうしたケースでは、バックオフィスで広報も担当する「あなたの出番」です。事前に既存顧客の分析、WebやSNS解析ツールなども参考にして、ペルソナを作り、それを検証した上で、団体のネット情報や紙資料を見直してみましょう。最初は半信半疑かもしれませんが、ハマってくると楽しい作業になることも多いと思っています。ネットや書籍で分析・作成から応用に至るまで多くの情報がありますので、一度「ペルソナマーケティング」を学ばれることをお勧めします。
ところで、今日久々に書いたブログですが、諸事情でまた2週間程お休みさせていただきます。また9月下旬には再開予定ですので、引き続きよろしくお願いします。